我々の住むテラ(Terra;地球)は深刻な多くの環境問題に直面しています。 なかでも人類生存に欠かせない水資源を、量的にかつ質的に安全 に供給することが年々難しくなって来ています。

地球上にはいま、およそ60余億人が生活していますが、2002年のヨハネスブル グ・サミット、2003年の第3回世界水フォーラムによると、安全で衛生的な水を得 ることができない12億人の人がおり、これはおよそ総人口の20%に相当します。 水不足と水汚染が原因で伝染病などを羅患して、毎年約400万人、 一日当たり11,000人もの人が、それも主として幼児が命を失っています。 これは主としてアジアとアフリカの貧困国において起こっているのです。

水不足が原因で途上国の女性や子供が水運びのために過重な労働を強いられている 実態をご存知でしょうか。インド、パキスタン、中近東では水運びは主として女性 と子供の仕事であり、子供たちは学校へ行く時間などないのです。

人生の半分を水運びに費やしている多くの人々がいるのです。

 マニフェスト

ギニアの湧水池 Pond in Guinia

水不足で苦しんでいる途上国の人たちに安全で、良質な飲み水を供給しま す。

トイレを持たない途上国の人たちとトイレの作り方と利用の仕方を考え、 屎尿を農作物の育成に利用することなど、資源循環の効用を学びます。

途上国の人たちに教育の必要性を訴え、主として小中学校を新築したり、 修復したりする手伝いをすると同時に教育施設の充実を推進します。

 トピックス

国際協力事業団調査におけるベトナム南部沿岸4省の衛生改善プログラム

環境再生保全機構が主催する、 「地球市民大学校・海外派遣研修:インドネシア、東チモール (8月31日〜9月12日)」に参加しました。

「第1回世界トイレ博覧会」が  World Toilet Organizationの企画により、上海の「INTEX 上海」 (虹橋ホンチャオ地区)で 5月8日から3日間、開催されました。